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杏林大学医学部の現状

医学部概要


杏林大学医学部は1970年4月に設立、合わせて付属病院を開設しました。
1975年には付属看護学校、そして76年には大学院医学研究科が設置されました。
三鷹キャンパスは入院ベッド1000床を超える医学部付属病院と基礎研究棟、臨床研究棟、講義棟から成り立っています。病院は救命救急センターに24時間救急車が出入りし、一日に2,500名前後の外来患者が訪れる三多摩地区をはじめ、東京の基幹病院となっています。
このキャンパスで6年一貫教育が行われます。
入学時に、まず病院見学を実施、1年生から臨床医学総論と医療科学の講義が始まります。また、生物、化学、物理など自然科学系科目も、医学と密接に関係する分野を基礎生命科学として講義し、これらの実習も行います。
これは、本学医学部の教育方針が”良き医師をつくる”というモットーを掲げているからです。
1年から4年まで基礎医学、社会医学を学び、5年生から1年4ヶ月間にわたり病院実習を行います。6年は総まとめの学年です。卒業して医師国家試験に合格すると、付属病院での2年間の臨床研修の道が開かれています。さらに、その後基礎医学、社会医学、臨床医学の大学院への道も開かれています。

学生

■医学部の在籍学生数は約550人
  (入学定員 90人/1学年)
■大学院医学研究科の在籍数は約80人


教員

■専任教員(専任教授、臨床教授、准教授、講師、学内講師、助教)・・・計 約370人
■客員教授、非常勤講師・・・約230人


(出典;杏林大学HPより)
杏林大学HP


教育方針

「良医」となって、社会と人類に貢献する。
杏林には人間性を養い、国際性を培う医学教育があります。


杏林大学医学部は、国際感覚豊かな「良き医師」の育成を目指して幅広い医学教育を行っています。医師は人種の差を問うことなく診療や研究に従事し、また有事の際には、自らが国際的な救援活動にも参加する必要があります。このような医師に要求されるものは高度な医学的知識とプロフェッショナルとしての「美しい技」そしてこれらに融和する豊かな人間性と国際性です。
そのために本校の医学教育では最新の機器を設置して、ベッドサイドでの臨床教育を展開しています。
こうした医学教育を背景に、杏林大学医学部の医師国家試験の合格率は全国でもつねに上位にランクされています。


1年次  医療科学 臨床医学総論 語学
医師として必要な基礎知識を学ぶ学年。医療科学では、社会構成と医療、患者心理学、コンミュニケーション理論などを学習します。また、臨床医学総論では入学後すぐに臨床医学に触れることができ、学生の学習意欲を刺激します。語学は英語だけでなく、自由科目としてドイツ語、フランス語、中国語が設定されています。6週間のプレチュートリアル学習により自ら学ぶ力を養成します。

2年次  機能と形態
授業は、解剖学、生理学、生化学など「人体の構造と機能」を理解するための科目が中心です。医学の最も基礎的な学問を学び、人体解剖実習を通して医学生であることを実感していきます。授業・実習には少人数によるグループワークやインストラクター制を取り入れ、基礎科目の完全理解を図っています。


3年次  病態料学と臨床
この年次の授業である微生物学、熱帯病・寄生虫学、薬理学、病理学総論などは、2年次までに学んだ人体の仕組みに「病態」をプラスした科目であり、臨床医学への架け橋といえます。後期からは統合型の臨床医学の講義が始まり、臓器系統別に構造と機能・病態・診断と治療などについて学びます。また、12週間のチュートリアル学習も行われます。医学英語は必修で、英語教員による講義のほかに、臨床系教員による少人数グループ学習も行われています。


4年次  統合型カリキュラムで基本的な臨床能力をマスターする。
3年次後半に引き続いて、統合型の臨床科目の講義が行われます。臓器系統別のテーマの他に、感染症、免疫・アレルギー、腫瘍、女性医学、発育・小児、老化と老年病、救命と救急医学など、さまざまな切り口の科目が登場して、臨床医学の体系を編み上げていきます。「医学英語」も引き続き行われます。統合型講義の終了後、「臨床診断総論」で医療面接や身体診察の技能や、症状や診察所見から診断をつけたり必要な検査や治療の計画を立てたりする能力を養います。学年終了時に、共用試験(CBTとOSCE)が行われ、臨床実習に進むことができる基本的能力の修得がテストされます。ここまで来れば、指導医の監督の下に基本的な診療行為を行える力が身につきます。運転免許にたとえれば、「仮免許取得」と言ったところでしょうか。


5年次  自分の五感を駆使して学ぶ、ベッドサイドラーニング(BSL)
臨床実習が中心の1年間です。4年次までに学んだ医学知識や診察技能、臨床的意思決定法などを、体験的学習によって深めることが期待されています。また、医療の現場で先輩医師などと接することによって、「あの先生の様になりたい」、「こういう仕事がしたい」という自分の将来像がより明確になってくるころでもあります。具体的には、小グループで付属病院の各診療科を回り、実際の医療現場で医師が何を考えどう行動しているかを学習します。また、担当した患者様を通して、講義や書物からは得られない臨床能力を身につけていきます。この目的を達成するために、各診療科では、可能な範囲で診療に参加させ、またカンファレンスや勉強会、手術・検査の見学、救急車同乗実習など、多彩な臨床体験の場を用意しています。


6年次  診療チームの一員として実力を伸ばしつつ、国家試験に備える。
全過程の総仕上げとも言える臨床総合演習を実施します。また、診療チームの一員として診療に参加し、5年次に行った臨床実習よりもより実際の医師に近い形で実習を行う「クリニカル・クラークシップ」が行われます。これらのコースが終わると、あとは卒業試験と国家試験が待っています。あちこちで自習やグループ学習をする姿が見られます。このころには教員ともすっかり顔なじみとなり、医局や研究室に、「先生、ここのところを教えてください」と質問に来る熱心な学生も多くあります。

卒業後の進路
杏林大学出身者の多くが卒業後、杏林大学医学部付属病院で卒後研修を受けます。その特色は、教育病院としての実績に裏打ちされた、有能で熱心な指導者を得て、どのような専門分野に進んでも、その土台となる臨床能力を修得できることにあります。特に、麻酔科(2ケ月)、救急(3ケ月)の研修を通して、生命予後に直結する疾患・病態に対する診療能力を高めることができます。2年間の臨床研修終了後は臨床系大学院への道があります。また、基礎系大学院への進学を希望する学生は、卒業後ただちに入学できます。そして現在、杏林大学が力を入れているのが、「世界の医療への貢献」です。発展途上国の医療プロジェクトに積極的に医師を派遣し、また各国から医師・看護師を受け入れ、研修を行っています。

(出典;杏林大学HPより)
杏林大学HP

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